初の韓国ソロ旅~アラ還の挑戦~その5

そうこうしている内に、出発は明日。ドキドキ。

今日はとても元気だけど、ここ一週間ほど、ほんとに調子が出なかった。

その原因は「不安」

国内旅行はどこでも一人で行ってきたし、一人でも平気だと思っていたけど、一人海外旅行のハードルは高かった。自分がこんなに緊張するとは思っていなかった。ご飯も喉につまるし、歯も痛くなるし、巻き爪もなんか痛い気がする。

本当に想定外・・。楽しいはずなのに、ともすると不安の方が勝ってしまう。インスタやガイドブックを見ると、行ってみたい場所や食べてみたものがてんこ盛りだ。でも冷静に考えると網羅できるはずもない。行けない場所や食べられないものの方が断然多いのだ。当然と言えば勿論当然だ。でも、昨日までの私は、それがよくわからないプレッシャーになって、その少ないチャンスの中でおいしいものを食べないといけないし、価値あるものをみないといけないと思って、自分でも不思議なくらい、ここ一週間は気分が上がらなかったのよね。

でも・・・・・

今日、職場で先輩が「楽しんできて~。ホテルに一日こもっていたって、それもそれでいい思い出になるよ~。気楽に~」と言ってくれて「確かに・・」とストンと腑に落ちた。自分でも分かっているのだが、私は間違いや無駄なことをしたくない病に罹っているのだ。「効率的」って言葉が大好きだから、思った通りに運ばなかったり、無駄なことがあったらいやだな~って思いがちだけど、そういう考えから脱却するためにこの旅に出かけるんだった。とにかく、韓国まで行って帰ってくること。これが今回に目標だった。だから、ソウルにちゃんと到着しただけで旅の目的は半分達成されるんだよな~。楽にいこう。

これまで「励ましの言葉」って、なんとなく胡散臭いと思って私私。

でも、先輩の言葉にかなり救われた。それに昨日の韓国語教室で、クラスメイトに「楽しんで」「口と手と足があれば、なんとかなる」「困ったら連絡して。ソウルの友達を紹介するから」などなど、大きく背中を押してもらった。本当にありがたい。言葉って、やっぱり偉大。教室が終わって家に帰ってからも、みんなの言葉を何回も思い出してたらちょっと前の「ワクワク・ドキドキ」が戻ってきた。我ながら単純だけど、緊張が少しずつほぐれていくのがはっきりわかった。

特別な言葉でなくても、「大丈夫だよ」「きっと楽しいに決まってる」「楽にいこう」などなど。本当に普通の言葉だけど、心から思ったその言葉を、相手にかけることっていうのは、大事なのね。言葉は目には見えないけど、パワーに変わるのね・

3年前に韓国語を習い始めなければ、今回のソロ韓国はなかった。一人だから、必要なアプリを入れたり、何回も予約確認したり、はたまた予約をキャンセルしたり・・・。結構難しいことも自分でやれた。自分が韓国語を歩みは遅いながらも、なんとか3年続けたから、今回の旅行を思い立ったし、それに伴って新しいこともしれたし、できることも増えた。韓国語を始めた3年前の自分をほめてやりたい。

オンラインチェクインもすんだ。明日の今頃は、ソウル。満喫することに決めた~。チャレンジ~。

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